うさぎのアジト

圧倒的肩こりと戦う40代後半のブログ。Better route choice, goood relocation, be fasteeer than before. Goodby Katakori!

じっくりと根拠を聞かれると見えてくる自分の読図の弱点(チャレンジナビゲーション2018/6/9に参加してきました)

土曜日はTeam阿闍梨の「チャレンジ!里山でプランニングとルートチョイス」に参加してきました。

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イベントの概要はこちら↓

https://www.teamajari.com/seminar/challenge2018/0609/

脱線しますが、朝電車を1本逃したのですが、初S-TRAINで自由が丘から飯能までプラス860円で楽々移動。

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これ自由が丘で降りて指定席券を買わなきゃいけないし(止まる駅でしかチケット買えず)、時間あんまり変わらないので使ったことなかったのですが、良いですね。どう見ても土日は採算割れしている乗車率ですが、土日の運航も続けてほしい。ちなみにトイレは4号車、ホームで買うためにはICカード必要です。(モバイルSuicaでは買えなかったので私は窓口で購入。研修中の駅員さんが処理をミスってやりなおしたので若干間に合うか焦りましたが。)

 

本題に戻ると、今回のテーマは「地図に道が描かれていることが少ない里山で事前にどうプランして進むか、どんなルートを通るか」(TEAM阿闍梨のサイトより引用)だったのですが、本当に地図に書かれていない道がたくさんありました。京都の東山トレイルで感じたのと同じ「最低でもコンパスがあればエスケープの仕方がわかるけど、コンパスもないと迷うと市街地が近いのに途方にくれそうなエリア」でがっちりナヴィゲーションの練習でした。

内容的はプランニングの考え方について聞いたあと、ゆっくりナヴィゲーション(基本歩き)をして、ナヴィゲーションの根拠を聞かれるという、頭フル回転になるナヴィゲーション練習。身体負荷はかからないのに脳ミソがゼーハーする感じ。

うむ。4月に村越先生にサインもらって以来開いていない山岳読図ナヴィゲーション大全をもう一回読まないと。。

www.yamakei.co.jp

ちなみに、昨年のチャレンジナビゲーションも参加したのですが、プランニングとルートチョイスの回は出てなかったので、今年はこの回に参加しました。 

今回の講習(練習)でわかったのは、普段読図の雑さを走力でカバーしてしまっていること。そもそもゆっくりでも一定の確率(10%以下)で基本的な手続きに失敗していること。「走って戻っちゃえばなんとかなる」という発想自分の中にあるのではないかということを、普段なら100mくらいサクッと戻って確認するのが、歩きだからできない状況で気がつくという。

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できてない基本①:時々整置に失敗(号泣)。

地図の磁北線にコンパスを合わせるだけなのに、動きながらだと都合のよい解釈をして読み違えていること多々。いなぎフォトロゲインでも明らかに1回整置に失敗して現在地特定に失敗してるんですが、今回なんとなく理由が判明。コンパスと地図と自分の感覚がずれている時に、認識じゃなくて地図をずらして補正してることがあり。特に30度くらいまでなら地図をずらしても頭の中で警告がでないという。うむ駄目すぎる。

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できてない基本②:サムリーディング

練習でバディを組んでくれた方に、「いやそもそもここでしょ?」と言われることあり。ううむ。まあ、これは最近折り目つけて細かく地図を折っちゃうこと多いのですが、縮尺に慣れなかったのでなんとなく細かく折るタイミング逃したのが大きな要因ではありますが。 あと、プレートコンパス持ってる時のサムリーディングが下手という。モスクワコンパス サムタイプを買ってしまうという手もありますが、宝の持ち腐れだからしない。

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できてない基本③:地形読みが遅い/下手

奥武蔵マウンテンオリエンテーリングの時も何度か思ったのですが、地形を読めたと思っているけど、実は根本的に違うところにいることあり。これは、現在地を論理的に証明できる根拠の把握ができていないこともありますが、まだまだ地形読みの基本能力が低いこともあるかと思います。慣れもあるんだろうなぁと。これも練習でバディを組んでくれた方に「尾根筋ですよね。」とか言われて「おっ、おう、尾根ですね。」みたいなことあり。尾根はわかってるし、自分の中で尾根にいることはわかっているはずなのに、概念と状況がダイレクトに結び付かないという残念な状況。若い頃だったらこういう新しい概念の定着3ヵ月もあれば充分だったのになぁ。

ついでに気がついた事実:地図読みモードになる立ち上がりが異常に遅い(涙)

最初の練習では高低差を全く把握できてませんでした。机上で見ると当たり前なのに、歩きながら見ると最初高低差を全く把握できておらず。最初の課題では、「いまそこだと北側斜面あがっているはずだよね?」というサポートスタッフで入られてたHさんのコメントにも半分頭の中に「???」マークが連なった状態だったり。後半は普通に読めたので立ち上がりの遅さはどうにかしたいです。そういえば奥武蔵マウンテンオリエンテーリングの際も、前半は最初等高線全く読めず。

瞬発力的な読み込みの遅さを長考でカバーするのは自分の思考パターンの個性だったりするのですがちょっと立ち上がり遅すぎ。

蛇足ですが、地図から道を全部はずした鬼モードみたいな練習も一度してみたいです。安全管理難しそうですが。。

長くなりましたが、チャレンジナビゲーション今年の募集は終っちゃっていますが、基本からみっちり学びたい方にお勧めです。

* 7/23追記:今年は秋もあるようです。