うさぎのアジト

圧倒的肩こりと戦う40代後半のブログ。Better route choice, goood relocation, be fasteeer than before. Goodby Katakori!

40歳過ぎてからオリエンテーリングをはじめた話

本記事は「オリエンテーリングAdvent Calendar 今年もオリエンテーリングを語ろう(裏版)」の12/5の記事として記載しています。

0.自己紹介

一応自己紹介をすると「うさぎのアジト」というブログをひっそり書いてる40代前半の男性で、某IT企業に勤めています。オリエンテーリングは競技歴は奥武蔵マウンテンオリエンテーリング2017(以下OMO)からはじめて、いわゆるOマップ形式のオリエンテーリングは今年の第34回埼玉OL大会が初です。アカウント名はjapanrabbitですが、ブログでの主語は「ブログ主」なので以下主語はブログ主です。

 

1.記事を書いた背景

裏のトップバッターのあかりさんの記事を読んだあとに、なんとなく表題の記事をドラフトしてTwitterでタイトルを書いて「登録しようか、消そうか迷ってる」と呟いたら、某所から「ぜひお願いします。」という、まさかの返答がきたので、口は災いのもととか思いながら載せます。Twitter怖いです。変なこと呟いて、晩御飯がだったり抹茶ラテになった人を知ってるので気をつけて下さい。古地図ロゲとか街ロゲで楽しかったのに、今年後半になってからオリエンテーリングを始めた理由を考えていったら、残念な事実に行きあたったので、それについて書きます。まあ、初心者のおっさんの話なんか興味ないという人は、今日は外れ回ですのでそっと閉じて下さい(笑)。

2.ナヴィゲーションスポーツをはじめたきっかけ

おっさんになるとマラソンはじめる人がいますが、ブログ主も10年前くらいにジョギングをはじめてマラソンランナーになりました。「おっさんがマラソンするのなんで?」と若い方は思うかも知れませんが、大体中高年になると運動不足で太るんですよ、でも社会人になると忙しくて定期的に続けられる運動ってあんまりないんです。ジョギングって、最初は道具にあんまりお金掛らないし、プールみたいに一定時間に行かないとできないみたいな制約もない、で毎日走ってたら、大会くらい出てみる?ということで、気が付いたら市民ランナーになってました。まあ、そのうちランニング部みたいなのに所属するようになって、走る度に飲み会するので逆に太っていったりするんですけどね。

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それで、冬のジョギングはユニクロの適当なロングパンツをはいていたのですが、さすがにちゃんとしたの買おうと思ったのが2016年の秋。通勤中にスマホでランニングウェア探してたらTrimtexっていうなんか冬のジョギングに適したランパンがあるらしいっていうのをみて(引用されて失笑されそうだけど事実だから仕方ない)。レビュー記事とかを見てたら、OMMとかいう面白そうな競技がある。どうもそういう系の競技で使われてるウェアらしい。というところから、TEAM阿闍梨の田島さんとか柳下さんのブログを読んで面白そうだと思い(多分2016年末時点でAdvent Calendarも読んでたと思います)、2017年の1月に川口ロゲで予習したあと(予習になってない)、飛び込みで(ってエントリーしたんですけどね)OMO2017に参加したのがナヴィゲーションスポーツに関わったきっかけです。

2016年の夏くらいまで、「コンパスなんて、21世紀なのになんでいるの?GPSでいいんじゃ?」とか、「ヒルとかマダニがいるとかいうけど、山なんて入らないし」と言って、コンパス持ってなかったアウトドアとかしない人間が、Ra-shin1と不安すぎてその後Type-3を買って、いきなり座学(後述)とちょっとした登山だけでCP探して山の中に入って行ったのです。

そういう友達がいるとか、サークルとか入ってれば、まだ初心者編みたいなパートがあったんでしょうけど、ラン友はいても山系の友達はいなかったので、いきなりレース。なんか読み返してみると自分でも思うのですが無茶苦茶ですね。でもまあランニングに飽きていた時期でもあり、仕事もちょうど退屈な定型気味の仕事をしていた時期もあり、何よりナヴィゲーションって面白そうと思って、そういう記事をたくさん見たので、なんとかなると思ってたっぽいです(雑)。あとで聞いた話では、知り合いもいないのにいきなりOMOとか出る人はまれだそうです。そうだよなぁ。ちなみにOMM出たいを2017年に連呼してたのに、OMMには未だに出てないです。

※注意:ちなみにマネをする残念な方はいないと思いますが、OMOは初心者向けの大会ではなく、2017年の参加資格は「ナビゲーションスポーツの実践経験があり、読図の基本技術のあること。」が条件になっており、「本一冊読んだし、読図ワークブックで一定点数とったし、実地経験は少ないけどギリギリ読図能力がある(と思われる)。」「ナビゲーションスポーツとして川口ロゲで地図と装備を持って走ってみた。」ということで出場していますが、レギュレーション上の参加要件を満たしていなかった可能性があること、また参加により怪我をするリスクがあったことを念のため記載しておきます。特に、怪我をするリスクを取ったことは、自分の問題ではなく、大会管理者の方に迷惑を掛けた可能性があり、振り返りながら猛省しております。ちなみに、2018年度の参加条件は「過去に山林のフィールドを含むロゲイニングオリエンテーリング大会への参加経験があること」に変更されており、いきなり参加はできなくなりました(2017年のブログ主は完全にアウト)。現実的に怪我をするリスクも高いので、未経験者が長めのオリエンテーリング競技に出る前には、読図講習会等に参加して、短めのオリエンテーリングや山岳を含むロゲイニングからはじめることを強くお勧めします。※

※ 2019年のOMOでは新たにビギナー向けクラスが設定されたので、上記には取り消し線を追加しました。ただしレギュラークラスは上記と同じ条件ですのでご注意下さい。 ※

3.読図の覚え方

 これは(も?)ちょっと特殊らしいのですが、図書館に行って読図の本を片っぱしから借りて、唯一体系的に書かれていた村越先生の「山岳読図大全」と「最新読図ワークブック」を読むという座学からはじめました*1。良い教科書に頼った方が、駄目な教科書に頼るより100倍早くスキルが身に付くという、IT業界を生きてきて学んだ方法に頼ったのです。まあ、座学だけではだめなのをOMO2017で文字通りイバラだらけの谷筋を登って実感して、その後TEAM阿闍梨のチャレンジナビゲーションに何回か参加させて頂いて、少しずつ読図スキルを習得しています。

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 蛇足ですが、一時期古地図ロゲイニング用に、目測200mを継ぎ足しての目測400mとかを実装してましたが、どう考えても精度上無理があるので、今年に入って歩測の練習をしています。でも、目測400mって競技では全く使えませんがドライブの時とか便利です。カーナビと仲良く慣れるので、カーナビに「あと400m先を左です。」とか言われて「いらっ」とする人は是非試してみて下さい。直線で200mの学校の前の道路とかで、通勤の時とかに距離感を覚えていって倍するんです。街ロゲとか競技ではそんな遠くは見えませんが、ドライブ中なら見えることがあるので超便利です。

読図に戻ると、登山では全く困らないのですが、レースだと全然読めないです。隙あれば勝ちたいとか、時間内にゴールできないんじゃないだろうかとか、下心だしたり、焦ったりで、無駄に心拍数と走行速度をあげすぎなんだと思います。「根本的に読図が下手なんでしょ」と言われるとぐうの音もでませんが、多分そうなので頑張ります。

*1.他にも良い読図の教科書はあるかもしれませんが、文句は大田区の図書館に言って下さい。ただ、他は大体コンパス使って日帰り登山に行ってみようみたいな、読図って書きながら、コンパスの説明5ページみたいな駄本ばかりでした。タイトルと中身が一致しないというか、あっ、このブログの記事もそんなん多いですが。。。

2018/12/07追記:残念ながら当時から既に山岳読図大全は絶版になっていましたが、「山岳読図ナヴィゲーション大全」という村越先生による最新版の書籍が出ていることを念のため記載しておきます。

4.今年走ったレースなど

今年は奥武蔵マウンテンオリエンテーリング(OMO2018)、第34回埼玉OL大会、東工大スプリント、都庁スプリント(第30回都民スポレクふれあい大会)を走りました。

地図の記載とか、コントロール位置説明記号が記載されている、いわゆる競技形式のオリエンテーリングは第34回埼玉OL大会が初でした。過去のブログ中では埼玉OL大会を初オリエンと書いてますが、OMOは2回、古地図オリエン1回走ってるので、まあ埼玉で実質4回目くらいです(雑)。やっとSIカードとEカードの使い方を覚えてきました。

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ちなみに冒頭の呟きの時点では全然別のトーンで記事を書いていたのですが、違和感があって、というか残念な事実に気が付いて、ここから先の内容は全部書き直しました。

5.街ロゲから再度オリエンテーリング

今年もOMO2018には出たのですが、今年前半は、それ以外オリエンテーリング系の競技には出ていませんでした。

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京都マラソンにエントリーしてたのもあるのですが、ナヴィゲーションの練習ではじめたロゲイニングのルートチョイスが面白かったり、近場でも地形ベースでスキルも必要な古地図ロゲイニングにはまったり。と、気が付けばロゲイニングの参加が多くなり、オリエンテーリングいつか出たいなと思いつつ、気が付けばロゲイニング参加がメインになっていました。あと、未だにロードのランナーではあるので、コーチについてフォーム延々修正されるなんてしてたのもあります。あっ、仕事もしてますしね。

6.オリエンテーリングをはじめた残念な理由

なのに9月くらいから、第34回埼玉OL大会とか、東工大スプリントとか、都庁スプリントにエントリーしてて、振り返って自分でも、「なんでなんだろー」と疑問に思ってたんですよ。

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ちなみに10月後半以降は「さいたま国際マラソン」に向けて、マラソンの練習に専念しているので、品川スプリント練習会以外はオリエンテーリング系の競技にエントリーしてないです。

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ということで、残念な理由書きますね。

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だっ。。

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だぶっ。。(ひっぱってみる)

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だぶるおーしー、インターネットの中継で見たWOC(World Orienteering Championships)がカッコよかったから。。。あんな風に走れるようになりたいなぁと。 

7.オリエンテーリングはカッコいい競技だと思う

 いやぁ、、40代のおっさんが、いい年した大人が書く内容じゃないですね。でも、あんな風には走れないけど、少しでも近づきたいなぁと。。

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ということで、結論は非常に残念な理由でした。

オリエンテーリングは早く走れるとかっこいいから~。」(某番組風に。)

書きなおす前から『オリエンテーリングってカッコいいよね。約42km淡々と走るだけみたいな競技とか、泳いでバイク乗って走るみたいな変態競技*2があれだけ盛り上がるんだから、うまく面白さや走ってる人のカッコよさが伝わると、オリエンテーリングはもう少し競技人口増えるよね。』っていう恥ずかしい文言は書いていたのですが、あー、うー、えーっと、もうWOCカッコ良かったは結構インパクト大きかったです(汗)。熊に追われても自分、山の中あんな速度で走れないと思うような速さで、ルートチョイスしながら走る選手。街中ですごい勢いでCP駆け抜けていく選手。をインターネットでみてちょっと衝撃的だったようで「とにかくオリエンテーリングしたい」と自分を駆り立てた気がします。

ちなみに「ぼーっと」生きてるので、この理由に気が付いたのは記事を書いている最中でした(滝汗)。

まあ、このブログを読んでる一部のマニアな読者と友人は、実際競技に出た結果があんまりひどいので、書く内容なくて「OL大会にOLいなかった~。」とか、「スプリントはじめました。」みたいな、タイトル吊り記事みたいな結果になってることは知っていると思いますが、どうも急にいろいろはじめた動機はそんな感じらしいですよ~。(人ごとのように。。。)。テレビ神奈川とか、夜10時代に昔のドラマとか流すのやめて、WOCの録画を放映してくれないかぁ、とかちょっと本気で思います。

*2.ブログ主のランニングのコーチはトライアスリートなので、変態とか書くと死ぬほどスクワットさせられるリスクがありますので、取り消し線が適切に機能することを切に願います。

8.最後に

ということで、オリエンテーリングをはじめた理由を振り返ってみたら、非常に残念な結論に至りました。記事にしましたが、明日には黒歴史として忘れることにします。さっきアプリで黒歴史クリーナーっていうのを見つけたので、これをインストールすれば何とかなるはず。f:id:japanrabbit:20181202140040j:plain

来年はもう少しうまく走れるように、圧倒的に足りてない練習量をどうにかして、もう少し結果を出したいです。あと、裏技知ってる人がいたらこっそり教えて下さい(とか思いながら今年も表と裏のAdvent Calendarを見ています)。ということで、どこかでお会いしたら、この恥ずかしい記事には触れず、仲良くして下さい。よろしくお願いします。