自称ランナーでありながら、フルマラソンが苦手です。
ハーフマラソンくらいなら、少なくとも楽しく走って、楽しくゴールできるのですが、42.195kmは楽しかったことがなかった。
「そのハーフのタイムだったらサブ4は楽勝でしょ?」とか、言われながら、サブフォー達成まで4年かかり、大体ゴール後は体もメンタルもぼろぼろっていう。
今年サブ4を達成して、はじめて純粋にファンランとして走った42.195kmがさいたま国際マラソンでした。
雨続き、多忙で10月の月間走行距離が100km程度だったこともあり、4時間切れませんでしたが、楽しんで、かつ冷静に走ったことで得たものは多かったです。
なによりわかったのは、「残念なくらい給水が下手」な自分に気がつくという。
25km~30kmくらいでお腹がちゃぷちゃぷになっている。脱水を恐れるあまり、給水しすぎっていう。
水取りすぎで、胃腸やられる->ジェルとかが取れない->カタボリックで筋肉分解->脚痛い、お腹痛い->タイムでない。
正しいかどうかわからないですが、こんな悪循環が仮説として見えてきました。
まあ、月間走行距離が100kmだとそもそも30㎞~35kmで脚が終わるのは仕方がなないので、もう少し距離伸ばしますけどね。来年の京都マラソンに向けて、給水の練習とジェルの見直しをして、仮説を検証 &課題の解消をしていきたいと思います。
で、今年後半に買った厚底シューズ(Hoka One One CLIFTON4)の話。
去年アイアンマンのコナをネットで応援していた時に、マシュマロの着ぐるみで宣伝してた変なブランドがあったのが印象に残っていたんですよね。
私が買い物に行く川口のランニングショップでもブログでお勧めしていたりして。
いろいろ悩んだ挙句、さいたま国際マラソンに、走行距離10kmで実戦投入しちゃいました。やー、アウト感 (買ったシューズですぐ走ったらだめですよ、という教科書的な観点から)あるけど、まあファンランなんでと言いながら。
シューズの癖として
・意外と軽い
・前に進まされる感じ(最初キロ3分台で走らされそうになりテスト中止したり)
・登りは若干パフォーマンスダウンを感じる
・下りは走りやすい。
を把握していたので、若干靴ずれはあったものの快適に走れました。
なにより疲れてくると「むふっ」っていう感じで脚を受け止めてくれる時があって、これが良いような悪いような。楽に感じることが8割、不安定に感じることが2割くらい。
少なくとも脚のパフォーマンスが残っているときにふにゃふにゃして邪魔をすることがないので、見た目とは違い走りやすい厚底シューズです。
そうそう、最後にさいたま国際マラソンのコースレビュー。
ほぼ去年と変わらないコースだったのですが、去年は残念なくらい早く脚が終わって、後半ほぼ歩いたのですが、今年は最後まで一応走っていたので、やっとコースの印象がはっきりわかってきました。
一言で言って「見た目の表記よりきつい修行コース。」
一部で難コースだなんて言われているみたいですが、獲得標高はあんまりないです。
ただ緩やかに登りと下りが延々続く感じ。それに加えて新見沼大橋まわりでの吹きっさらし感で風が直撃。脚と精神力を削り取られていく感じのコースです。
応援は多いし、エントリーフィーは高いものの不人気コースなので、クリック合戦とか抽選とかなしでエントリーできるのが魅力です。沿道の応援も多いですしね。
ただしタイムを狙うならもう少し楽なコースがあるとは思いますが、修行感を楽しみたい方にはお勧めのコースですよ♪