うさぎのアジト

圧倒的肩こりと戦う40代後半のブログ。Better route choice, goood relocation, be fasteeer than before. Goodby Katakori!

水車トラウマと分水の妄想

水車、それは最後のフロンティア。これは21世紀において、なぜか明治時代の地図を持って、水車を探して迷い続ける男たちの物語である。(スタートレック風)

 ・・・・・暑いですね。

ということで、今日も朝からジョギングをしていたら、途中でへばって、コンビニで飲み物買って、近くのベンチで飲んでたら、水車が目に付き。 

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水車といえば、古地図イベントの鬼門。水車を見たらトレーニング的に写真を撮らねば(←トラウマになりすぎ)。ということで、激写。場所は桜坂下の六郷用水です。 

  

写真撮れたことに満足していると(←若干病気)、説明発見。

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うむ、水のチカラで水車を回すわけではなく、渇水時に水田に水が来ない場合に、人力で水をあげちゃおうという仕組みのようです。 

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暑い時期に、こんなの(足踏みポンプ)させられるのは辛かったんだろうなと思いましたが、よくよく考えると、分水の仕組みは利権のはず*。水を取れる高さとか決まってただろうに、こんなんで取水して大丈夫だったんだろうか。

「暑いとはいえ、用水の水少ないなぁ、与作、ちょっと上の方見てこい」

「旦那ぁ、やつら水車で田んぼに水を回してました。」

「なぁにぃー」

みたいな、水車打ちこわしの争いとかあったんじゃないかと妄想。六郷用水の利権問題とか、時間があったら調べてみたいと思います。まあでも、一家に一台的な、田畑ごとに水車が付いてた可能性もありますが。

暑くて8月に回ろうと思っていた玉川用水が1cmも制覇できていませんが、身近な六郷用水で分水ネタ見つけたのでした。ではでは。

 

*利権:水路の高さとか、どういう条件でどう水が流れるかの権利関係で決まっていたはずで、優先順位が低い水路≒取水する権利が少ないはず。最初の写真で、水車の上側の水路につながる先は、水がふんだんにある時は流れるけど、渇水時は水が流れないようになってるはずなのです。まあ、流量の制御(下に流す量と、畑で取水する量)の意味合いもあるので、それだけではないはずですが、最初にこの仕組みを作った人が褒められたのか、怒られたのかは多いに興味があるところです。