7/1までということで、先週日曜日にトーハクの伊能展に行ってきました。シアター形式で地図の展示はなく、シアター料金500円だったので、伊能図って日本の湾岸に特化した調査(高低差は気にしない)だったのね。ということが分かったけど、内容的には薄い感じ。まあ、シアターの内容っていうより、最近伊能特集いろいろ見すぎなので大体知ってたという。
* 最後に伊能図と記念撮影の画面。当然ですが内容は撮影不可でした。
で、会場の外に伊能君のアバターで伊能図の上をひたすら歩くだけっていう、もう普通のゲームだったらクレーム必須な内容のアプリが置かれていたのですが、自由に伊能図の中を動き回れるのは意外と楽しく、人気でした。写真撮って良かったのでこちらがその画面。
流行ると思った便利な技術が流行らなかったり、ボリュームゾーンで大量生産できたから生存できたiPadみたいな例もあるので(それまでPDAのジャンルで死屍累々の屍ができたことを考えるすごいと思う)、なんとも言えませんが、紙をデジタルにしたら単純に面白いかとか便利とかならないのがおもしろいところ。逆に地図の上を移動するだけのこのアプリ、単純ながら自分の住んでるところが簡単に表示できて人気でした。
NaviTabiも試してみて、紙とコンパスの方が簡単だと思った部分もあり、逆に面白いと思ったところもあったので、なかなか難しいですね。しかし、数年前まで紙の地図なんていらないじゃないかと思っていたのに、今ではコンパス便利とか言っているのが不思議。