うさぎのアジト

圧倒的肩こりと戦う40代後半のブログ。Better route choice, goood relocation, be fasteeer than before. Goodby Katakori!

オリエンテーリングアナリシスの浅瀬

JOA主催のオリエンテーリングアナリシスの講習を受けたのですが、ふと「オッサンオリエンティア初心者」が求めてるのはもっと浅瀬の情報なんだよなぁ。ということを思い出したので、浅い記事を書きます。

どのくらい浅いかというと、「〇〇屋に行ったら、入手困難な宇宙のビールがいつも置いてある」とか、How to 〇〇〇?*1みたいなくらいの浅さ。「多摩川沿いに毎日夕方にジョギングに行けば綺麗な夕焼け写真が撮れますよぉ」みたいな浅さ。

ちゃんと上手くなりたい人は、ちゃんと教えてくれそうな地域クラブに入るとか講習会に出ましょう。

 

1. 地図とGPSログをちゃんとマッピングさせて振り返る

すんごい浅いんですけど、ここからです。GPSでログ計測できない方さようなら。

GarminとかStravaでGPSログを見てもなんもわからんのです。ということでアプリを使ってGPSログと地図をマッピングしましょう。

*2
とりあえずお手軽なのは以下。

Quick Route : Windows PCで取り込んだ地図上にGPSログマッピングできる。無料。

http://www.matstroeng.se/quickroute/en/index.php

Control: スマホで写真で取り込んだ地図とGPSログマッピングできる。有料。

https://control-app.net/

Livelox:大会で公開しているサイトがあれば、他の走者との比較ができる。

大会で公開している場合はLiveloxにアップロードするのがベスト。下記のリンクは伊勢原スプリント。主催者がLiveloxのサイトをオープンしている場合しか利用できないのが残念ですが、他のルートとの距離比較もできるのでLiveloxサイコー!

www.livelox.com各ツールの使い方が簡易でも書いてあると、初心者読者の評価が高まりそうですが、めんどくさいのでごめんなさい。多分大丈夫きみならできる!(雑)

 

2.レッグの振り返りを文字で記載する

1が終わったら、レッグ毎の振り返りをします。最初からレッグ毎の反省ができる方は、本記事の読者じゃないのでさようなら。(そういう読者をターゲットにしています。)

シンプルなのは、レッグの数だけ淡々と振り返りを書く形式、下記は伊勢原スプリントのアナリシス。シンドイってなんだよ。

とりあえず文字にする。まずはスタートとしてここから。後から読んでわかる言葉で書きましょう。上から回れたってなんだよ。

手間を惜しまないなら1で作ったログを貼って、本来行きたかったルートとかを書き込む。

*3

蛇足ですが、上記の5-6は濃霧の中で「もうテレイン上誰もいないんじゃないか。」と思ったら知り合いがいて、ほっとした瞬間でもあります。もうこの霧の森に誰もいないんじゃないかと思ってた。。。(大げさ)

霧の中から素敵な女性がでてきたら、そりゃ道も外れる。。(言い方)

 

3.評価項目を細かくしてみる

さて、気を取り直して、2で振り返りをやっていると、「でもワイのナヴィゲーション能力だと振り返りようがない。迷うときは迷うんや」と思う振り返りの限界を感じる時が来ると思います。

「コーチがいるから大丈夫」

「私は賢いからそんな日はこない」

そういう方はさようなら。

 

ここは本当の浅瀬。。。

 

(真面目な話、アナリシスを評価してくれる先輩がいる学生オリエンティアはそれを最大限活用してください。)

 

そういう場合は、評価する項目をあらかじめ定めておく手法が有効です。JOAの講習で小泉さんのアナリシスをチラ見したのが、こういう振り返りがあるを知ったきっかけですが、UKのクラブにはテンプレートまでありました。

このサイトを見てたら、

betterorienteering.orgUKのLeicestershire Orienteering Clubのサイトへのリンクがあって

https://www.leioc.org.uk/members/orienteering-skills/ この辺にいけてる評価シート(英語)があります。

あえて英語のサイトにリンクしたのは、ワイは英語が読めるんや。とどや顔したいわけではなく、初心者から上級者までレベルごとのシートがあるからなんですね。これを使うと、初心者はこの辺を気を付ければ。がわかるのが素敵なのです。誰か日本語版作って!(他力)

ちなみに、今年作ってた私のスプリント用のシートはこんな感じです。全項目、全レッグチェックはやってらんないけど、気にするポイントを振り返るのには悪くない。

アナリシスシート作るにしても、どういう項目で評価するかはセンスが問われますね。リスク回避の欄は、スプリント用で、ここに気を付けとかないと、その公園で二度とスプリント競技できなくなる可能性があるので気を付けてます。

 

4.達人たちのアナリシスを読んでみる

さて、ここまで超適当にアナリシス書いて見たけど、上級者はどういう言葉で、どういう振り返りをしてるか、気になりますね。

参考になる記事ないか調べていたらありました。吉田さんのブログ。

アナリシスのシートとかが公開されてる!

o-pinion.seesaa.net

ふむふむ、こんな感じに振り返るのか。言葉の使い方とか、振り返りの仕方を学ぶ上で、非常に参考になりました。浅瀬という記事で、深淵側のアナリシスのリンク貼ってごめんなさい。

o-pinion.seesaa.net

[蛇足] 深い話は公開されてる

10月に開催された「増澤すずが語るアナリシスの深淵」は公開されていませんが、2月に実施されたアナリシスのセミナーは公開されてたりします。

www.orienteering.or.jp

こんな記事読ませずに、最初からJOAのYoutoubeのリンク貼れよ!を思ったあなた、さようなら。(今回は、章ごとに読者を振り落としていくスタイル)

www.youtube.com

*1蛇足ですが冒頭の〇〇〇に当てはまる文字はJogですよぉ。

*2.*3.本年度のCC7の地図を抜粋して記載しております。別記事で許可いただいた内容から問題なさそうなので記載しておりますが、問題ある場合はご連絡下さい。あと地図画像は禁転載です。

 

さて、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

楽しいアナリシスライフを楽しみましょう。ではまた~。