古地図をみて現代を走る古地図ロゲイニング、要は地形が残ってるからできる競技なのですが、今回は地形残りすぎなくらいの鶴見。 今回のロゲイン鶴見今昔物語での発見というか気づきは、自分がナヴィゲーションできる速度は自分が思ってるギア2つくらい下げたところにあるということ。いつも序盤早すぎるので体力無駄に消耗してるし、地図読めてないけど、スピード下げると意外と読める。
体調がいまいちだったこともあり、今回ペースを落としたら、比較的まともにナヴィゲーションできました。5時間ナヴィゲーションしながら動き続ける効率的なゾーンは少し探さないと。まあ走りながら読むのが下手くそすぎるので、ゆっくりでも止まらないで地図読むっていうのが課題です。
代表的なレッグだけピックアップします。Garminのログ載せるので、リバイバル出る予定でネタバレ嫌な場合は閉じてくだされ。地図は© OpenStreetMap contributorsを利用。現代地図のCPの場所は大体。
・73は鞍部にあるのを読み切れておらず、いったん下の道まで降りて登り返し。
・65へ左側の尾根の終わりからアプローチしたらドンピシャ。ラッキー♪しかしこういうのを実力と勘違いすると後々はまる。
この坂の上がCP。しかし坂の写真を撮ると必ず誰か出てきて坂の取れ高低い。そして直近のログだけ見ると何がうれしいのか不明。画面に映ってない範囲で大通りへの乗り換えをしたのだが、これだけ見ると無駄だったのか。まあでも一段低くて手前の尾根筋見えなかったし。。なんて考える。
・64へ73から西に400m歩測直進、南に直進っていうアプローチで失敗。走ってて等高線ちゃんと読めてなかったのかと思ったけど、今見てもよく読めなかったから仕方なし。 歩測の精度はまあまあ。等高線の上にあるのか下にあるのか読めなかった。
どどーんとした神社。旧道を頼っていった方が早いし近かったかも。そもそもここで歩測使う必要があったのかというのはあるのですが、ざっくり平地を通るのが怖かったのもあり。平面的なルート表示だが山をぐるっとあがって降りてるのでだいぶここでロスしてる。
・97は菊名駅の横を抜けて、途中コンパスと自分の方向感覚がずれる。コンパスを信じて自分を信じないで進んだら発見。O-Ajariから買ったモスクワコンパスだもの(理由になってない)。感覚と違う方向にコンパス信じて進むの怖かったけど、報われた感じ。まあでもこれもラッキーです。ナヴィゲーション精度は低かった。
外したら迷走祭りを感じながらアプローチ。地形薄目のこういうCPを外してローラー作戦でひたすら探した経験は過去にあり。
今回現ロスしなかったものの唯一アプローチを試みたグルメポイントにはたどり着けず。なお、一番萌えたポイントは34に続く細尾根でした。尾根伝いを道が1本通ってて素敵な感じ。写真にはうまく撮れず。
事前に知ってた場所、予習の影響はほぼ序盤にあって、20は知ってる場所だったのでここまではゆるく走ってスタートしちゃいました。あと45はお花見で三ツ池公園行くので、ある程度想像がつき。それ以外は基本知らない場所だったので普通に初見でした。ゴール直後は現ロスしなかったし、自分ではうまくナヴィゲーションしたつもりでしたが、後で分析してみたら無駄に迷ってるところ多し。尾根を無駄に登り返したりだとか、神社の横にある登山道を見落として無駄に1kmくらいジョグするとか。
毎回5~10分単位でロスしてると考えると、頑張って走った分がまるまる帳消しになって赤字なので気を付けたい。
今回京浜東北線は利用可能だったが、子安にJRの駅がなく、最後新子安まで焦って走る。都内在住の 自分の中にとって、古地図は山に行かずにナヴィゲーション練習できるコースでもあるのですが、世田谷とかだとちょっと家から距離あるし、微地形で人が多いのですが、鶴見はダート(未舗装路)も多くて、地形もはっきりしてるのでよいですね。 あとモスクワコンパスがやっとなじんできて、いやまあ完全にオーバースペックなんですけど、サムリーディングしやすい。しかし優勝した入江さんのCPの取り方はすごかった。そもそも平地のCPから取り始めるとか自分には無理すぎる。
体力使い切ったのでこの日もさっくり帰宅。翌日は体調はなんとかもったものの処理能力半減してて何とか仕事こなしました。