うさぎのアジト

圧倒的肩こりと戦う40代後半のブログ。Better route choice, goood relocation, be fasteeer than before. Goodby Katakori!

奥武蔵マウンテンオリエンテーリング(OMO 2020) ~尾根に流されて~

奥武蔵マウンテンオリエンテーリングは、Club阿闍梨の部内杯でもあり、毎年緊張でお腹が痛くなるほど楽しみにしている大会なのですが、今年はCP8でリタイアでした。 

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 今年は前の週お仕事が忙しく、体調的にぎりぎりな感じ(多分精神的にきているのが大きい)。スタートラインには立てたし、ギリギリ走るのはできたのですが、△→1でポカミスするくらいぼろぼろでした。

 その後も、まあ風邪は引いてないのだけど(ギリギリのラインくらい)、いまいち馬力がでない状況と、風邪のCMに出てきそうなくらい垂れてくる鼻水に悩まされながらのナヴィゲーション。花粉症かなぁ。

 まあ、どう考えても下手くそだったんですけどね、リタイアを決断した理由は、意外と森の中走れる走力ついてきたし、道じゃないルートも選べるようになってた割に、レース中の自分のナヴィゲーションが雑で、リスク判断が甘かったこと。

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*レース中の写真はないので、以降の写真は11月の大高取山です。冬なので全体的にもう少し茶色目で、走りやすいです。

 迷って、とりあえず岩がちな沢下って降りちゃうみたいな選択をして、自分としてはリスク判断が甘い上に、筋肉が完全に終わりつつあったので、何かあった時に対応できないなぁと。

まあ、沢の途中に人工物があって、人が下りた形跡があったので沢を下ったのですが、結構急な斜面を「戻る」とか「沢下りない選択肢」を検討しなかったことに自分自身で納得いかず。ちなみに、沢を下らずに、尾根にのればミスレッグからのショートカットができたのに気が付いたのは翌日。

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リタイアしたらバスに乗って帰れる競技なら粘ったんですが、中途半端な斜面で足つって動けないみたいなことになると、救助要請だし。ということで。 時間的に余裕あったし、「またリタイア?」みたいに言われたのですが、まあそこは自分なりのリスク判断。体力回復してくるに従い、「行けたよね。」「行けたよね?」という心の声が聞こえてくるのですが、まあ仕方なし。あと1~2時間安全にナヴィゲーションを続ける自信が全く無く。無かったら、自分としてはそこでやめるべき。

 

ちなみに各レッグはこんな感じ。

 

△→1は、ニューサンピア越生の裏山エリアで、いきなり予定より手前で曲がってしまい無駄に藪を漕ぐ。なぜニューサンピア越生の裏山はこんなやぶやぶなのか。。


1→2は、手前の道で下ってしまい、違う筋をしばらく探す。斜面上がってる最中に左側の地形変化を見てたのに、ビギナーコースのフラッグに惑わされる。


2→3は、「コンタリング*するよな?まさか道使わないよな?」みたいなレッグ。苦手なコンタリングで右足の付け根痛める。*同じ等高線を移動すること。コンタリングするにしても、もう少し斜面の下なら走れたのに、地図読めておらず斜面を移動。


3→4は下るだけ。4はマーシャルとトイレ。


4→5は、南側からアプローチして、谷の左側から登る道を選んだら途中で道をロスト、なんか異常に時間がかかる。鉄塔がある山頂からCPへはすぐアタック。上側の舗装路から行くのが正解だったっぽい。


5→6は左手のピークが見えたら下るで特に迷わず。蛇足ですが、こういう尾根筋に置かれてるCP好き。尾根とフラッグとかいう写真集あったら買う。


6→7は藪が薄いので反対側の道まで直進するも、尾根に流されて、予定より東側に落ちる。しばらく手前側を探すも、CP周辺の地形が特徴的だったのでリカバリー。
(エイミングオフできていない、というか、見てるのに、コンパス見れてない。コンパスは明らかに南を指していた。そして向かうべきは違う方角だったw。)


7→8は、道を見失ってしまい、道と並行に北側を走る沢を下る。リスク中くらいでギリギリ下れるポイントがあったのと、それ以上北に行っても楽に降りれる場所なさそうだったので。ちなみに、西にある道に出たいと焦っていたけど、CP8に登り返す必要があり、ここで反対側の尾根筋を藪漕ぐと登板が半分になるというコースだったのに気が付かず。

 

全体的にコースプランナーの柳下さんの「ルートちゃんと選びなさい」とか「コンタリングするよね?」とかいう意図がなんとなく語り掛けてくるようなコースで、1月のNaviTabiの大会みたいに楽しかったです。ちなみに1月のNaviTabiさんのイベントはこちらに記事にしています。

japanrabbit.hatenablog.com2017年、2018年のOMOと被るエリアある中での2017年のOMOの逆回りみたいなレイアウト。 

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ちなみに、今回初めて補給にトレイルバター(ミニサイズ)を使ってみたのですが、悪くなかったです。ただキャップがないとゴミをザックに入れるのが大変(べたべたになる)のと、カロリー的に足りないので今度はフルサイズを試してみたいです。コスパ悪いけど、いざレースになると補給めんどくさくなっちゃう自分には良いかもと思い。胃腸のダメージも少なかった気がする。

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最近履いているInovのミッドカットのROCLITE 286は良い感じ。なんでミッドカット?と思われるかもしれませんが、不整地での移動が下手くそなので、ローカットだと動けないことがあるのです。コンタリングとかで落ちそうで怖かったり。まあ、ロードのシューズが全部Hokaで厚底に甘やかされてる足が痛いので、ちょっと慣れが必要かなぁと思いましたが。

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全体的な振り返りとして、ラッキーでCP見つけるみたいな部分は減ってきて、ちゃんとルートチョイスができるようになってきたので、引き続きレベルアップしていきたいです。 

途中までブログ記事のドラフトを読んだ妻、「尾根に流されて」って曲が出たら買う?そんなの買わないよと思いつつ、〇〇さんとか、〇〇さんが歌うなら買うかもとか思ったり。いや、どんな歌詞なんだろう。

ちなみに新型コロナウィルスには万全の体制で、運営の方はマスクで受付も外でした。

会場であった知人、友人と、独り占めした森(つまりは今一つなルートチョイスなんですけど(汗))で癒されてきた一日でした。